電子書籍の紹介
2010.11.02
突然ですが、私は、iPhoneを利用しています。非常に優れたツールであり、使い続けていると、いろいろな能力が退化するかもしれないと思いつつ、日常的に頼っています。地図やスケジュールは勿論のこと、ふと法律を見たくなった場合や文献を記録する場合、簡単な調べ物をしたい場合、近くのレストランを探したい場合等、活用する場面は多いです。
そのiPhoneの活用方法の1つとして、電子書籍は有名です。狭い電車では、文庫本ならともかく、ハードカバーや新聞紙は、読みづらいことも少なくありません。その点、iPhoneであれば、片手ですいすいと読めます。私は、いくつかの電子書籍を購入して、読んでいますが、非常に楽に読み進めています。自炊(所有している本を裁断して、電子データ化して保存すること)している法律雑誌等を読んでいる弁護士もいるかもしれません。私は、残念ながらそこまでできていませんが、自炊に使われるスキャナーとして有名なFUJITSU ScanSnap は、名刺管理や電子ファイル化に大活躍しています。
電子書籍を1つご紹介します。以前のエントリー「ベンチャー企業の栄光と挫折を知ること」で、DeNA社の南場智子社長が出演するNHK教育の「仕事学のすすめ」という番組のくだりを紹介しました(南場社長が出演する回は、今週4日(木)の再放送が最後です。)。リクルーティングの際に、口説き相手のエンジニアの方に対して、”ベンチャーの世界っていうのはこんな世界なんだよ”ということを伝えるため、板倉雄一郎さんの『社長失格―ぼくの会社がつぶれた理由』という本を渡したという話です。
その社長失格が電子書籍化されたとのことですので、電子書籍版社長失格もお伝えします。iPhoneやiPadをお持ちの方は、どうぞ。